在宅医療とは、自宅、あるいは老人施設などで行う医療のことです。
外来、入院に次ぐ第三の医療と位置付けられています。
診療所にもよりますが、基本的には疾患による制限はなく、がん、脳疾患（脳卒中後、認知症など）、心疾患、呼吸器疾患、整形外科疾患などいずれの疾患であっても、通院困難な状態であれば受けることができます。
診療所によっては、お薬の処方や点滴はもちろんのこと、人工呼吸器、輸血、抗生剤治療、さらには在宅看取りなども含め、内容によっては自宅でもほぼ病院と同等の治療を受けることができます。

これらを必要に応じて組み合わせます。
また医師の指示により、薬剤師による訪問薬剤管理指導や、各種療法士による訪問リハビリテーションなどを受けることもできます。

ご家族の協力が得られないことなどを危惧されたり、ご家族に迷惑をかけたくないという思いの強い方もおられますが、体制さえしっかりと組めばご自宅で安心してお過ごし頂けます。
独居の方でさえ、ご本人の希望がありましたらほとんどのケースで最期までご自宅でお過ごし頂けます。

気になる費用ですが、大雑把ではありますが「入院より安いが、外来に通うよりは高い」といったところです。
ただ皆様それぞれがお持ちの保険限度額を超えてのお支払いはありません。

最後に在宅医療のサービスを受けたいとき、またイメージが湧かないためどういったものか説明を聞きたいときにどうすればよいかということですが、まずは担当の医師やかかりつけ病院の地域連携室、あるいは地域のあんしんすこやかセンターや保健所などに相談してみてください。

特に病院の地域連携室はこういったことを調整するプロですのでかなり頼りになります。あるいは直接、そういったサービスを行っている医療機関（往診を行っているクリニックや訪問看護ステーションなど）に相談してみるのもよいと思います。

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  私たちは、患者様が住み慣れた家で安心して暮らせるように、その生活を支えます。
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  私たちは、患者様ひとりひとりの希望、意志を尊重し、 尊厳ある人として生きることを支えます。
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  私たちは、常に医療者としての自己研鑽に努め、最新、かつ専門的な知識に基づき、最良の医療サービスを提供します。
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  私たちは、自身が心にゆとりを持って患者様と接することができるような
  職場環境を作ります。
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  私たちは、関係医療機関とのお互いにとって有効、かつ有益な
  相補的協力関係の構築に尽力します。
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  私たちは、医療のプロフェッショナルとして、
  そしてこの世に生を受けた同じ人間として、患者様とお付き合いさせていただきます。
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  私たちは、新しい時代の理想の医療の担い手となります。
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  私たちは、在宅医療を通じて社会に貢献します。